はじめに
α7R IVは61MP高画素機であるため、高感度撮影時のノイズがどの程度になるのか?を知っておくのが良いと思い、テスト撮影結果をまとめてみました。
常用感度域ISO100〜32000で撮影を行い、Photoshopを使った加算平均処理、ピクセルシフト撮影からのダウンサイジング、AIノイズ除去でどの程度ノイズレベルまで抑えられるかをテストしています。
通常撮影
ISO32000で撮影した写真をブログサイズにすると、以下のようになります。
Raw撮影、CameraRaw、シャープ、ノイズ低減なし、レンズ補正なしで現像したものです。

ブログサイズだと違いがわからないですし、ざらつき感はありますが普通に見れるレベルであることが分かります。
ブログでもわかりやすいように、主塔部分を等倍トリミングしてみると、下の写真のようにカラーノイズやランダムノイズが出ていて荒れていることがわかります。

ノイズを低減させるために、16枚の画像を使い、Photoshopで加算平均化処理してみます。
少々解像感が落ちますがノイズが明らかに減り、今回のように等倍鑑賞しなければ問題ないレベルになります。

次にピクセルシフトマルチ撮影して、ノイズを低減させつつ解像度を上げられるかテストしてみました。
Imaging EdgeのViewerで16枚の画像から2億4080万画素の画像を作り出し、ARQ形式で保存。
ARQ形式ファイルをCameraRawで同様条件で現像して、解像度を6100万画素まで下げて等倍比較しています。ノイズを抑えつつ、解像感が上がったことが確認できます。

ARQ形式(2億4080万画素の画像)にCameraRawでAIノイズ除去(設定値50)をかけて現像して、6100万画素に解像度を下げて等倍鑑賞すると以下のようになります。

ここまで来ると、もはや高感度撮影したとは思えないクオリティですね。。。
正直ここまで使える画像になるとは思っていなかったので、嬉しい誤算でした。
ただ、ピクセルシフトマルチ撮影は、上記写真のように撮影中に動かないものには使えますが、動いているものにはこの方法は使えません。(動いている部分がおかしな画像になります)
使い所が限られますが、このような方法も使えると知っておくだけでもかなり撮影の幅が広がる感じがあります。
まとめ
Sony α7R IVの高感度撮影におけるノイズ低減処理をしてみました。
結果として常用感度ISO32000でも加算平均化処理をしてあげれば、使えるレベルまでノイズ低減ができることがわかりました。
このため、動きもの以外は表現のために積極的に高感度域を使っても問題なさそうだなというのが結論でした。(特に星景写真においては)
日中のスポーツなどで使えるかは余裕ができたら確認したいと思います。
